石丸文行堂「カラーバーインク」をちまちまと味わう

 

石丸文行堂さんのカラーバーインク。バーで味わうカクテルをイメージして作られたシリーズという、なんだか聞いているだけでお洒落な感じの、石丸文行堂さんのオリジナルインクである。

前にあれこれ検索していた時に見つけて名前だけは知っていたのだが、オリジナルインクだけに販売している店舗も少なく、ちょっと気になってはいたけれど手に取ることはなかった。石丸文行堂さんはオンラインショップもあるのでそこから購入できるのだが、使ったことがないオンラインショップの通販は少しばかり敷居が高い。

色数が豊富で、「これだけあれば自分の求める色があるのでは?」と思わせてくれるのも夢があっていいんだけど、通販はな……。せめてAmazonなら気楽に手を出せたんだけどな……などと思いつつ過ごすことしばし。

Loftにあった。

いや、Loftでも常時置いてあるわけじゃないようなんですが。池袋のLoftだと結構頻繁に見かけることに気づきまして。
Loftに立ち寄るたびに「あ、この色、探していたのに近いな」「いい色だな」「ここで買わないと通販だと手が出にくいしな」などとちょこちょこと手を出しているうちに、けっこう買っていたようで。

洗浄した万年筆にいれるインクを選んでいたら、インク箱の中に点在しているわけですよ、このミニボトルが。
なので持っているやつをまとめてみました。

カラーバーインクの一覧が見られる石丸文行堂さんのページはこちら

ガラスペン使用、紙はダイソーのPREMIUM NOTEBOOK。このダイソーのノート、100円なのにインクが裏抜けしにくくて使いやすい素敵なヤツです。デスク横ワゴンの引き出しの中に何冊もストックされている。

緑系が多いのは「なんかこう……アルペングリーン? アルペンブルー? そういう感じの……ペタッとした緑が欲しいんだけど」とずっと探し求めていた結果。結局、その探していた緑は文具館コバヤシさんの静岡インク「水見色」で解決したんですが、このカラーバーインクの緑も良い色でけっこう多様しています。特に40番。

25と35は普段遣いでもけっこう万年筆に入れているインク。特に35のグラスホッパーはブルーブラックとしても使いやすい落ち着いた色ながら、キリッとしたデニムっぽい青も見えて好きな色です。

こちらは緑コレクション。
39に比べると40のドリームはやや色味が明るく、薄くむらになった部分はペールグリーンっぽい色味も見える色。
49のキャロルはやや枯れた風の黄緑系で、ちょっと他では探しにくい色かもしれない。

 

とにかく色数が多いので好きな色を探しやすい反面、目移りしてしまって売り場だと困るシリーズ。
オンラインショップだと手を出しにくくて……と言ったが、近場に実店舗がなくて良かったかもしれない。店にコレが並んでいたら確実に買いすぎる。もうインクを収納する箱は残りスペースがなくてギリギリなんだ。

オリジナルインクだけあって23mlで1500円(税抜き)とややお高めではありますが、使い切りやすいサイズでもあります。
色の出もよく、万年筆を選ばずに使えるのもこのシリーズのインクの良いところ。

ズラリと並んだリストの中から、自分好みの色を探してみるのはいかがでしょうか。

 

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