便利で書斎気分も味わえる、ブックブラシの素晴らしさをお伝えしたい

少し前のことになるけれど、何か面白い文具はないかなと思って池袋のロフトを徘徊していたら、ちょうど読書グッズの特集のようなものをやっていた。
主力はブックカバーだったりブックマーカーだったりだけど、ちょっと変わったものを見つけまして。これ。

ブックブラシ。

本の埃を取るアレ。人によっては見慣れているかもしれないけど、私も見たことはあったのだけど、手に取るのは初めて。
サンプルが置かれていたので触ってみると、見た目よりも柔らかい。ヤギの毛らしい。ヤギ触ったことないんですが、こういう手触りなのか……。

心惹かれつつも一旦はその場を離れて、万年筆用のインクを見たりして帰ろうかなと思ったんですが、どうしてもさっきのアレ、ブックブラシが気になってですね。
「約3000円……安くはないな……」とは思ったんですが、思い切って買ってしまった。
本の上の部分、あそこにどうしても付着する埃を取るのに便利そう、というのは言い訳で、正直、凄くカッコよかったから。なんかこれが置かれていると書斎っぽくないですか? 本棚じゃなくて書架って感じしません?
私は人生のどの部分を切り取っても見た目から入ってきた人間なので、こういう「それっぽい」「なんかカッコいい」「専門用具っぽい」ものが大好きです。結局は使いこなせないこともありましたが、それでも懲りずに手を出すぐらい好きです。

それでつい、購入してしまって。

いやまあ……他にもだいぶ買ってしまったんだけど……。
わりと派手に散財してしまったんだけど……。

で、購入してから半年とちょっと。
結果として、買ってよかった、大当たりの商品でした。

何しろモノが大好きでモノに執着してモノを溜め込む人間なので、私のデスクはデスクの上に木箱が重なりその中に文具が入り更に木箱の上に本が積み重なり、要塞化しているわけです。デスクの前にいる時に地震来たら死ぬなっていつも思ってます。

挙げ句にズボラな性格なので、こまめに掃除しているつもりでもやはり本にもノートにも埃がついていく。ついでにデスクの上に飲み物こぼしたりもするのでデスクマットも必須です。

その埃はまず読む時にティッシュとかでペペっとやって、デスク掃除する時にもまあできるだけ拭いて、大掃除の時にまたまとめて拭くわけですが、意外と綺麗にならない。濡れた布とかで拭くとページが波打ったりカビが生えたりが心配だし、乾いた布だと布が紙に引っかかるしなかなか取り切れない。埃がページの隙間に入り込んだりもする。

長年、この「本の上の部分の埃をどうするか」が私のデスクまわりの小さな、けれど地味にストレスかかる問題だったわけですけど、それがこのブラシで一発解決ですよ。

布とかティッシュ使うより綺麗に取れる! 本も傷まない!(たぶん)

何よりカッコいい!

これで本の埃を払っているとちょっと愛書家の気分ですよ。ガンガン本をデスクに積み上げている物臭なヤツでも愛書家気分!
本の側にこのブラシが置いてあると書斎みたい! 実際には文具があふれてポケプラが紛れ込む要塞だけど!

でもブックブラシはカッコいい!

ほとんど勢いで買ってしまってカッコつけで使ってみましたけど、想像以上に便利だし使い勝手も良かったです。
もっと早くこのブックブラシに出会っていれば本の埃でイライラしなくて済んだのに……。

本棚の前にもう一本欲しいなと思って次にロフトに行った時には、もう読書用品フェアが終わっていて置いてなかったんですが。どうやらこちらで購入できる様子。

たぶんもっと安くて手軽に手に入る代用品はあると思うし、なんなら100均で見つかりそうな気もするんですが。
でも使いやすいしカッコいいので、ブックブラシはオススメです。

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