来年の手帳をどうするか。
毎年どうするか凄く悩むのですが、今年はそれほど悩むことなく(しかし多少は悩みつつ)「何を買うか」は決まっていました。
なのでLoftで現物を確認してから購入……と思ったのですが、池袋のLoftの「ほぼ日」コーナーには欲しいカバーが並んでおらず。
新タイプのカバーのようなので現物を見たかったのですが、仕方ない。Amazonのほぼ日ストアにはあったので、そちらで購入。
毎年「来年の手帳はどうしようかなー」と迷うくせに、この数年はずっと、このほぼ日のWeeksを使い続けています。
もともとはスタンダードな「一日一ページ」のタイプを使っていたんですが、毎日となるとあのページ下にある「今日の一言」みたいなのがどうにも気になる。
あれがあるから「ほぼ日」手帳なのはまあわかるんだけど、気になるものは気になる。ぶっちゃけいらない。
Weeksにもあの一言はあるんですが、毎日違うお言葉をいただくよりは気にせずに済む。月間スケジュールと週間スケジュールが一冊にまとまっていて、週間スケジュールの右側が自由欄になっているというレイアウトの使いやすさもあり、結局は毎年コレ。
ほぼ日のWeeksが使いやすい理由はいくつかあって、
・月間スケジュールもあるのでいつどんな予定が入っているか、一目でわかりやすい
・月曜日から日曜日までのスケジュール欄が左、右は方眼の自由欄になっていて使いやすい
・巻末に自由に使えるメモページが多めについている
・そのわりにスリムで薄い
・紙がトモエリバー(今はトモエリバーSらしいが)なので万年筆の試し書きに丁度よい
という「使いやすさ」に加え、それ以上に大きな理由がコレ。
もういつ発売されたかはっきり覚えていないんですが(たぶん十年近く前)、Weeks用カバーとして発売されていたもの。
手帳のカバーとしてはちょっとお高いとは思ったものの、見た目に惹かれて思い切って購入しました。
これが使いやすい上に手にも馴染んで、それからずっと「来年の手帳はどうしよう」と悩むたび、「でもあのカバーあるしな……」と結局はWeeksを使い続けてきたわけです。
今でもこのカバーが大好きで、あの値段でも全然高くなかったなとは思っています。これからも使い続けたい。
が、流石に長く使ってきたので。
飽きてはいないんだけど、一年間、他のカバーを使ってみようかなと。
流石に長く使いすぎて薄汚れてきたので、一度、ちゃんと洗ってみたい気もする。それでもほつれたり金具が取れたりしていないのは流石だと思うんだけど。これからも長く付き合っていくために、一年間お休みさせて、また改めてお世話になろうかな、なんて。ぼんやり考えながらほぼ日手帳の公式サイトを見ていたら、おや。
ちょうど、Weeks用のカバーとして新しくちょっと良さげなのが出ているではありませんか。
「aileron」(エルロン)というらしい、この新しい手帳カバー。サイズはスタンダード、Weeks、カズンの三種類。
シンプルながらこの目の見た目、ペンホルダーもついている。
現在はメインノートがトラベラーズノートになっているので(まだ頑張って使っています)、手帳は薄くて持ち歩きしやすい物が良い。
いっそトラベラーズノートの月間&週間バーチカルを使えばよいのではというのも頭をよぎったのですが、どう考えてもそれにノートを追加すると分厚くなりすぎて、トラベラーズノート2冊持ちになりそう。それはそれで楽しそうだけど、たぶん重い。
なので、このエルロンを試してみることにしました。
まず地元から一番近いLoftに行くも、目当ての品はナシ。
「まだ出てないのかな」とガッカリしつつも、そのときはスタンダードサイズ用のカバーを一種類だけ購入してきました。
これ。
プリンみたいな色が可愛いツートンカラーのカバー。
スタンダードサイズのほぼ日は使っていないんですが、こいつがエディターズノートのB6サイズにピッタリ。厚みからしてもピッタリ。
エディターズノートはカバーがなくても見た目がカッコイイのですが、分厚いだけにこう……背表紙がズレるというかよれるというか。ポンとデスクに放置して、上に何か乗せたりすると安定感がイマイチ。
なので今までもこのB6サイズはカバーをかけることが多かったのですが、今回、このプリンがほぼ日手帳の公式サイトに紹介されていた時から購入を決めていました。凄く好きな色の組み合わせ。美味しそう。
その後、「そろそろ出ているかな?」と思って再びLoftに足を運びましたが、やはりエルロンは見当たらず。
なので現物を確認できないことを不安に思いつつ、迷いながらもAmazonで購入。
で、届いたのが最初の写真。
開封すると、
こんな感じ。シンプル。
何か謎の冊子がついてきた。
誰だよ手帳仮面。
なんでちょっと江戸川乱歩っぽいんだ。
手帳をセットしてみたところ。
ペンホルダーはペンのクリップを差し込むタイプ。
なのでカクノのようにクリップがないペンは使えない。
手帳を閉じた後は蓋部分を金具で止めるので、カバンの中で勝手に開いていたという事故は防げます。
蓋したところ(表)。試しに前ポケットに付箋をいれてみた。
表にはポケット付き。
蓋が被さり中身が飛び出ないようになっているので、付箋なんかを入れておくのには良さそう。
厚みのあるものを入れると手帳を書く時に邪魔になると思いますが。
裏面。
こちらもポケット付きですが、蓋はナシ。
なので小物よりはメモ紙なんかを突っ込んでおくのに良さそうです。見た目を気にしなければ。
今まで使っていたカバーに比べると、
薄い。でもって、軽い。
まあ、前のカバーは手帳の他に付箋帳や薄手のメモも突っ込んでいたというのもありますが。でもその点を差し引いても明らかに軽い。
その分、収納力は前のカバーの方が優れていますが、まあ収納はトラベラーズノートの方に任せるので。
手帳をセットしてみた感じ、想像していたよりいいかも?と思っています。
シンプルだし、かといって透明カバーよりは飽きないデザインだし。
難点としてはさほど厚みがないビニールが素材なので、折りたたむ部分から切れたりしないか心配、というところ。できれば二年間ぐらいは持ちこたえて欲しい。お値段からして。前のカバーよりは安いとはいえ、手帳カバーとしてはけっこうなお値段だと思います。
毎年毎年、この時期になると「来年の手帳はどうするか……」と本当に悩ましいんですよね。
ジブン手帳とかも気にはなるんだけど、アレを使いこなせる気がしない。というか売り場に色々と種類があって、どれをどう組み合わせればいいのかもよくわからない。
「やっぱほぼ日でいいか……でもあの下の一言いらないんだよな……ジブン手帳……いや使い方わからないというかどれ買えばいいかわからないというか……。これ可愛いな……でも週間スケジュールついてない……ロルバーン……いやリング無理だし」
ロルバーンのあの黄色い紙、凄く好きなんですけど、リングノートがイマイチ合わないんだよなあ。
あの色で普通のノート出してくれませんかね、どこか……。もっと黄色〜クリーム系のノート増えてもいいと思うんだよな……。
これを毎年繰り返し、結局はWeeksに着地、というのを何年も繰り返しています。今年もそう。それが楽しくもあるが、実に悩ましい。
とはいえ、今年は(というか来年は)カバーを新調したので気分一新。
新しい手帳ともカバーとも、それに他のノート類とも。楽しく付き合っていきたいと思います。
「aileron」(エルロン)のAmazon購入ページはこちら。
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