昨日、使いやすいように手を加えたトラベラーズノート。
別に大層な改造を加えたわけではないのだが以前よりずっと使いやすくなった気がするし、何かをやり遂げたような気持ちでいたのだが……
明けて翌日。
早速メモをとるべくトラベラーズノートを手に取り、メモ用のCa.Creaに書いてみて気付いたのだが……
あれ!?
なんかインクが滲むなこれ!?
上が普通のCa.Crea、下がCa.Creaプレミアムクロス。
うまく写真が取れなくて(いつものことだが)わかりにくいが、同じ万年筆(パイロットのエラボーSEFとSF)で書いていても普通のCa.Creaだと滲み、プレミアムクロスの方は普通に書ける。
まあ読むのに支障があるほどではないし、メモ用だからいいんだけど……。気になると言えばちょっと気になる感じ。
その後、他の万年筆でも試したところ、カクノ+ベルモット&カシス(カラーバーインク)だと滲まない。ということは、滲む原因はエラボーなのか、それともフローが良い色彩雫インクなのか。
試しに色彩雫の天色を入れたセンチュリーのEF(プラチナ)で試したところ、こちらは滲まず。
ということは、滲んでいる原因はエラボーか。
エラボーは日本語を美しく書くために開発されたパイロット社の万年筆で、トメ、ハネ、ハライの表現にこだわったペン先になっている。柔らかい書き心地が気に入っていて愛用しているのだが、そういえば他の万年筆よりインクの出が潤沢かもしれない。
色彩雫もシャバシャバと出るインクではあるので、ペンとインクの組み合わせがなおさらにじみやすいのかもしれないが。そういえば、エディターズノートにエラボー+稲穂で書いた時も滲んだな……。
カクノやセンチュリーで書いている時には滲みは出ていないのでそれほど気にすることはないが、インクの出が潤沢なペンやガラスペンを使いたい人は、普通のCa.Creaよりプレミアムクロスを使った方がいいかも。プレミアムクロスではエラボーもふでdeまんねんもガラスペンも滲んでいない(少なくとも私が書いている時は)。
まあ、万年筆を常用する人は最初からプレミアムクロスを使っている人が多い気もするのだが。
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