生産終了、だと……!?

 

常用しているインクで買い足すべきものをリストアップし、アマゾンで調べていて気付いたのですが、色彩雫の「稲穂」、「土筆」、生産終了だと……!?

2021年末には既に終了していたようなので、「お前は何を今更騒いでいるんだ」という話ではあるんですが、予備のボトルがあったので買い足ししていなかったんですよね、この二色。

他にも私は使っていなかったんですが、同シリーズから「露草」も生産終了したとのこと。
露草もいい色だけど、青系は激戦区だからな……。人気色の「月夜」に加え、同シリーズだけでも朝顔とか紺碧とか青系が揃っている上、パイロットの普通のブルーブラックとわりと近い系統の色だった気がする。

しかし困った。両方ともまだ残りがあるのですぐに必要というわけではないが、そこそこ使う色でもあるので、これに代わるものがないのも困る。何か代わりになるインクを探さないといけないのだが……。

稲穂の方は、既に心当たりはある。
プラチナの「シトラスブラック」がかなり近い色なんですよね。

これ。
書き比べてみると、

シトラスブラックの方がやや黒みが強い気はしますが、似た色ではある。

書いた直後はかなり明るいイエローで、それからすぐに色が変わり始め、上のような色で落ち着くというちょっと変わったインク。色が変わっていく様子が面白くて楽しいインクではあるんですが、書き始めた直後の視認性の悪さが難点。そして酸性が強いとのことで、気に入っているペンに入れるのもちょっと躊躇われる。まあ大丈夫だと思うんだけど……。
ボトルを開けた時に独特の臭いがするのも、なんだか「昔のインク」って感じで好きなインクなんですけどね。いやあの臭いはちょっと苦手なんだけど、ボトルやパッケージと相まってレトロ感があるといいますか。

まあ、それでも稲穂はあの色が恋しい時はシトラスブラックのお世話になるとして、土筆、お前……。
別に凄く変わった色というわけでもないし、たぶん探せば似た茶系インクはあると思うんですが、この珈琲の匂いがしそうな茶色が好きで茶系はこれしか使っていなかっただけに心当たりがまったくない。

インクは「いつでも手軽に買える」ものをできるだけ使いたいので、限定品やお店のオリジナルインクとかではなくアマゾンでポンと購入できるもの……となると、セーラーの四季織あたりで似た系統の茶色を探すのが良いのか。

まだボトルに半分以上残っているのでしばらくは保ちそうですが、これを使い切る頃には茶系インクを探す旅が始まりそうです。

ああ……生産終了……生産終了かあ……。
そういうこともあるよなあとは思いつつ、やはり馴染んだインクが使えなくなるのは寂しくもあります。「土筆」とか「稲穂」とか、なんとなく愛着のわく名前がついているから、というのもありそうだ。
露草なんかはメインのブルーブラックとして使っていた人もいそうだし、そうなると使用量も他のインクに比べると多いわけで、悩ましい話でありますね。

……月夜はまあ人気色だから大丈夫として、深海や山葡萄は頑張ってほしい。
セーラーだけど夜桜や仲秋も生き延びて欲しい。あれは本当に代用探すの難しそう。

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